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エンジンも載ったし・・・・・やれやれと思いしみじみとカバーのパネルを見てみると・・・・・アレ~・・・・・・・
数値が変です!





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仕様書では確か最大馬力は1800rpmで出ていたハズ・・・・・・

連続定格ももっと低い回転だったハズ・・・・・・







エンジン諸元

慌てて見てみるとやはり違ってます!

最大馬力の回転数は200rpmも高くGM401Lと同じ2000rpm・・・・・・

連続定格も1800rpmで100rpm高い。

さて・・・・・どちらが正しい!

銘鈑の方が他のエンジンから判断すると正しいと思われます。

仕様書による連続定格と最大馬力の回転数の差100rpmで4馬力も違うはずが無いです!

またココで問題が発生しました・・・・・

たかが200rpmの差ですが、このままですとPTOの付いているプーリーの口径が大きいので増速されてしまいカッターの付いた籠の回転数がオリジナルの20%を超える回転数となりあまりよろしくありません!

このチッパーの籠の回転数は銘鈑から1500rpmとされており、オリジナルの最大馬力時のエンジン回転数2000rpmで計算しますと籠は1708rpmと既に設計数値を超えています。

ちなみにオリジナルを連続定格の1800rpmで計算しますと籠は1537rpmと銘鈑に近い数値になります。

最大馬力時の数値は14%増しで許せると範囲と思いますが、今回面倒な思いをして加工しましたプーリーですと1898rpmと設計値の27%増しとなり安全率をどこまで見て設計しているか判りませんが、怪しいのかな?

籠の大きさは直径が50cmを超え重量も30Kgぐらいあります。

これが常用回転数の2割以上の数値で回ると振動もかなり大きくなるので見ていられないはずです。

エンジンの最大回転数が1800rpmならオリジナルと同じで丁度良かったのですが、プーリーの径を下げなければならなくなりました。

コストを下げるため既設の流用でよかったと思ってた矢先、これです!

仕様書はしっかりして欲しいですよね~メーカーさん!

またプーリー探しです・・・・・・・・・・