今回実施した過剰と思える長期不動車に対する潤滑の有効性について考えてみた。
 
以下に手持ちのサービスマニュアルから撮った潤滑系を示す。
 
 
 
 
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CBX1000
 
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CB500F
 
 
 
 
 
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CB1300SF
 
 
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CB400SF
 
 
 
 
 
 
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VF750
 
 
ホンダ系なら大体同じ事が判る。
 
強制的にオイルフィルターのセンターから圧送するとどの車種とも大事なクランク部、カム部にオイルが送られる。
 
しかしVF系のカムに関しては別なので何か対策が必要と思う。
 
数年以上安静にしていたエンジンはこの部分から油っけが失せ乾いている。
 
これを強制的に回せば当然ここにダメージが・・・・・・・。
 
深い眠りから起こすには古いオイルを抜き規定量から1リットルほど少なく入れ、この穴から1リットル圧送すればダメージを受けずに起こせると考える。
 
今回オイルを送り込むポンプは小型のトロコイドポンプを使用した。
 
この作業をやり過ぎと見るか否かは読まれる方の判断にお任せしよう。