リペアもだいぶ進みキャブも付けてしまったが、前回の事もあり、この500の油面も気になりだした。
セットアップはマニュアル通り、純正キットでリペアしたものだが実際の油面は調べていなかった。

7a7965e0.jpg


幸いバキュームゲージキットに4個ネジ山の合う取り出しが入っていたので、その内2個を用い取りだし口とした。他の車種のキャブにも合うようにネジ部の全長を2mmほど短くした。
この取り出しは多分4輪用だと思うがホンダ2輪には使わないのでキャブ設定専用とすることにした。


42c0cd22.jpg


1番2番キャブの調整前油面。左右ばらついていた。


625e9b33.jpg


チャンバーを外し、フロートを取り外し高い方に合わせた。500の場合はキャブとクランクケースの間が結構あいているので車体に取り付けたまま余裕で作業が可能だ。


015fd075.jpg


3番4番、これも1番2番と同様狂っていたので調整をした。

6e0cfa1d.jpg



結論は機械的に設定しても重量を量った訳ではないが、樹脂フロートは劣化により質量が変わっているのかも知れない。
この考えはGOUICHI氏の社外フロートの件から推測しているものである。