お漏らしはシリンダーばかりではありません!
ココからも燃料がしみだして来ます。
特に冷えていると顕著な様です。
おそらくオーリングが弾力を失ったのだと思います。
いじり止めのネジがしっかりと締まってますのでショックドライバーでど突きヤマを傷めないように外しました。
このホルダーは止め穴がバカ穴になっており左右に回転させて噴射量のバランスを取る構造になってなすので、ネジを緩める前に位置合わせのマークを付けておくと後で厄介なことになるのを防げます。
ゆっくりとひねりながらホルダーを引き抜きますとオーリングは角材みたいに四角になり、外すとパキット折れてしまいました。
ここのオーリング、ありそで無いんですよね~!
近似のサイズだと細い線径では隙間が空くし、たかだか0.2ミリ大きくても入らず無理すると角が切れて漏れを起こします。
と言う訳でいつもの様に海外から・・・・・・・
パテントを持っているBOSCHからは出るのでそれを扱っている代理店からの購入です。
個当たりの単価も高いですが、送料がバカ高!
でも無い物は仕方が無いので買いました。
ココは高圧の軽油に常に晒されていますので材質はバイトンです。
オーリングを入れ替え元に戻して終了です。
本来は全バラにして洗えば良いのでしょうが、正常に動いているのを狂わせたくないので止めました。
ココはわずかな軸の回転で油量を制御する構造だし、ディーゼルなのでどの程度噴射しているのか知るすべがありません。
まぁ、振動の大きいエンジンなので多少のバランス不均衡は判らないようですが・・・・・・
これで滲みも無くなりました。
完了で~す。
コメント
コメント一覧 (2)
古いディーゼルエンジンのトラブル箇所の定番ですね。
こんなに整備されたのを購入するご友人はお買い得ですね。
rustsalvage
がしました