今回のエンジンバラシは床に作った大きな油ジミの下のオイル漏れを直す作業となります。
暑いですが地道に進めます。







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まずは作業がやり安いように木台を端切れの木材で作ります。
アンコウの吊るし切りよろしくホイストで吊るして台に載せて進めます。






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作業台に載りました!






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まずはヘッドとシリンダーを外すのですがお互い張り付いていますのでフィンにストレスを加えないように慎重に開けます。







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まずはオイルパンを外して内部状況を確認ですが、なにも問題はありませんでした。
ただオイルポンプ側のカバーを外しますと結構な量のオイルが溜まってました。
果たしてどこから漏れてくるのか・・・・・・・?
ポンプのオーリング類は以前新品に交換しているので可能性は小!
後考えられるのは油圧スイッチ、それとシフトチェンジペダルの根元のオイルシールとカウンターシャフトのオイルシールかな?
いずれも今回新品に交換しますので直ると思われます。






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ロアークラックケースが外れました。







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もう一つオイル漏れの懸念があると思われますクランクケースの割れが考えられましたのでソレの確認です。
漏れている付近のクランクケースの角に割れた様な跡がありました。
外から見てみると鋳型のずれと思っていたのですが今回それに白黒つけます。
内側からですが、まず専用の脱脂剤で清掃し、浸透剤を塗布します。







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規定の時間が経過後浸透剤を洗い落とします。





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現像剤をスプレーしますと割れが有る場合、浸透した色素が吸い出されて赤い筋が現れるはずですが内側には何も出ませんので割れは内部まで届いていないようです。






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外面ですが傷の様に見える所に同じように染色剤を塗布し規定時間を待ちます。







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現像剤を吹きかけ傷の様に見える部分に傷があるかどうか確認します。






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赤い色素のスジが出ないので傷では無く鋳型のずれと確認できました。
金型でもズレは出るんですね。アルミダイカストの製法がYouTubeにアップされてますがこの車両は50年前のものですので当時の製法と今の製法ではおおきな差が有りズレは仕方のない事と思います。





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アップしてみますとこんな感じで問題ありません。






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折角エンジンをバラしますのでシリンダーとヘッドはウェットブラストを掛けることにしました。
シリンダーは鉄なのでマスキングしておきます。終わり次第すぐ外して防錆油を塗ることにします。







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シリンダー下部も同じ様にしてショップに依頼しました。
はたしてどの様な形で帰ってくるか楽しみです。