6気筒はかなり手ごわいですが、4気筒も手ごわいですね~、でも専用ツールを持ってますのでチョイチョイで簡単にできちゃいます!



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まず下ごしらえでスリーブのオーリングを交換します。
シリンダー下にはガスケットが入りますので表へのオイル滲みは発生しないと思うのですがストックがありますので新品に換えます。






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次にヘッドへのオイルを供給します左右のオリフィスに漏れ防止のオーリングを取り付けます。






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のっけからやらかしました。専用ツールの選択の誤りです・・・・・・
オイルを塗ったツールでリングを挟みシリンダーにピストンを導くのですが何回トライしてもスッとピストンがシリンダーに吸い込まれません。
よく見ればわかる事ですがサイズ違いのためシリンダーの下側のテーパーに合わないのでリングの挿入をガイドしてなかったのでした。







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改めてピストンに合ったツールを選択し始めたのですが久しぶりの作業ですのでシリンダー挿入時、ピストンが下がらないようにするプレートを入れる事を忘れてました。
しばらく押し回していて気が付き仕切り直しです。






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ピストンの入ったシリンダーからリングがはみ出さない位置で外側のピストンにツールを付け替えて外側を入れるのですが、内二つと外二つは真逆の動きをしますので考えながら動かさないと振り出しに戻ります。







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ナントカ入りました (^^)v







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ヘッドガスケットを載せ左右のオイル通路にオーリングを載せます。この時忘れがちなのが左右の後ろスタッドに取り付くドエルピンです。







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忘れ物無しヨッシー・・・・・カムチェーンテンショナーの交換だ~!と新品パーツを用意し、まず初めにテンショナーのスリッパーと上部にありますダンパーゴムを交換します。
古い方のスリッパーはチェーンに擦られて溝が出来てましたがひび割れはありませんでした。








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ここでまた手順の間違いに気が付きます。
フロント側のスリッパーはシリンダーが浮いた状態で入れないと入りません。
既にシリンダーは収まっていますので浮かせて入れたのですが更にミスが・・・・・マニュアル見直してからやれよって言われそうです。






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オイル通路のオーリングに気を取られ、スリッパーの上下までは確認したのですが、思い込みからチェーンの間にスリッパーが通る事を忘れていました。
またシリンダーを少し浮かせスリッパーをチェーンの間に入れ替えるのですが、ここでスリッパーの裏表が逆で取り付けた事に気が付きます。








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正しい形になりました。
何度もした作業との思い込みは間違いの元、作業前に手順書を見ておく様にと現役の頃は言っていものでしたがスッカリ忘れておりました。


次はヘッドを載せて腰上が完成です。(^^♪