前回スクリーンオープナーの動きが悪いのでスライドレールを使って修理したがやはりダメだった。

空身では動きが良かったが、スクリーンを付けると開度が不足している。












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ピボットの位置を変更して開け閉めのテストをしたら突然引っかかって閉まらなくなった。










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何が原因かと思ったら軸受けの溶接が剥がれていた。

テンプラだったようね・・・・・・・私じゃないよ!作者はこのメーカー










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おかげでスラスト方向に力が掛かりスライドレールは呆気なく昇天しバラケテしまった。










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材料は購入してあったが加工が面倒なので使わなかったが仕方なしに使った。

スライドレールの材質はSUJ2なのでチョットやソットでは曲がらない。

最初から中空加工なので両端にネジを切った6ミリのシャフトで固定した。

加工が大変なのはスライドブッシュのホルダーだ・・・・・・・

鉄板丸めて作れば良いが21の直径で綺麗に曲げるのが至難の技!

比較的精度よく加工ができるのはパイプを削って作るのが楽なのでその様にしたが・・・

ここでまた問題が・・・・・肉厚が1ミリちょっとしかないので溶接がしんどい。









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取り付けネジはバーとの接触部分はネジ山にしたくなかったのでネックの長いボルトに追加でダイス加工したが・・・・・選んだボルトの材質がSCM435のため硬い硬い!

ホームセンターで売っているダイスを使ったら一個目は呆気なくご臨終!

二個目でやっと加工が出来たぁ~・・・・・・・・・・・












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なんとか出来上がり組みつけてみた。

今度も動きは良い!

ガッチリできたので壊れないとは思うが調整していて判った事はこのパンタグラフ方式には作動上無理があり開度を上げると軸受けに負荷が集中して壊れる原因となる。

今回はとりあえずの修理だ。

後日、新たなヒンジを作る予定なので出来るまでの辛抱なのだ。

ヒンジに求められる要件は開き始めの時は上に1~2センチほど並行移動しその後は90度以上開く事が要求される。

それでないとスクリーンの先端がボディに接触するし、90度以上開けば乗り降りがしやすくなるのだ。

イメージ的には車のトランクの様な開き方かな・・・・・・・・・・