カメラ以外にもココに懸案事項が有ったのだった。
まだ900キロ弱の走行だが、CB系統の持病のゴト音が現れ始まった。
特に初期型はそれが出やすいらしい。
この車両はアイドリング時の800~900付近が特に出る。
900キロ弱なので減りの状態はまだ新品を保っていると考えられるが、音が出ると言うことは何かが悪さをしているらしい。
考えられるのは後期型と比べるとクラッチアウターに仕込まれたダンパーが大きく異なる。
初期型はゴム、後期型はバネ。
前期型クラッチ周り
後期型クラッチ周り
変更に伴い寸法の変更がなされ赤く塗った部分が異なっている。
なおこの画像はネットに転がっていたもので著作は問題ないかと思う。
今回、USの知り合い伝に向こうでは毛嫌いされたスクールバイクを解体した部品として出たものを手に入れた。
走行は1.5マイル!
ちょっと高かったけれど消音できるなら・・・・・・・・・・
クラッチ交換方法は何度か紹介しているのでCBXに当てはまる注意点のみ紹介しよう。
一番壊しやすいのがプレッシャープレートのポスト。
ボルトを締め付けるとき入れ間違えて止めつけポストを割ってしてしまう事だ。
6本のボルトの内2本が位置決めと思われ、形状が異なる。
またこのボルトを締め付けるとき全体的にリフタープレート(パーツリスト12番)を締めて行かないとコレも割る人が居るらしい・・・・・・・・・・・
もう一つのポイント、25ミリ、スプリングワッシャーには裏表が有り(前期型のパーツリスト21番、後期20番)注意が必要だ。幸い丁寧に外側になる方にはout sideと刻印されているので間違わないと思うが・・・・・・・・
最終確認をして専用工具でセンターのロックナットを締め付けて完了。
要所なので勿論トルクレンチ使用。
さて結果は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
素晴らしい!あのゴト音が消えた!
でも何時まで保つやら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追加:
ァアッ・・・・・・・・・・・・!
重要なこと忘れていた!これを間違えるとこれも破損に至る事・・・・・・・・・・
クラッチアウターのリングギアとメインシャフトのピニオンと正常に合うのは一カ所しか無いって事!
これに気付かず組み上げ回すと最悪シャフトのロックナットが外れ中身がバラバラになるかも・・・・・
コメント
コメント一覧 (10)
当時のホンダは、煮詰め方が甘かったのでしょうか?
なんて、偉そうなこと言っちゃいました(笑)
rustsalvage
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少しづつ進化していったんですね
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もう一箇所大幅な設計変更箇所がプライマリシャフトのところにあります。
ココからの問題のときはオナカを開けなくてはならないので大変ですね!
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運良く書類が残っていたものは新車として生きながらえた様ですね。
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でも落ち着くまで暫く保守品として手元に置きます。
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500より手の込んだ造りにになってます。
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