前回、取りあえず修理完了の記事をアップしたが、不完全燃焼の二箇所ダメ出しが解決したので報告と相成ります。

ダメだしその1,

動画の通り一見良く回っている様に感じるが、実際に聞いてみると少し不協和音な状態。



またタンクを外していろいろ確認した。

圧縮・・・・・・・・・・・OK

プラグを外して火花状況・・・OK

キャブ・・・、外せないのでドレンからガソリンを抜く・・・燃料は来ている。

でも排気温度を確認すると4番だけが他よりも40度近く低く明らかに失火している。

さて・・・・全てOKなので八方ふさがりだ~・・・・・・・・・・・・

またエンジン下ろして怪しいと思われるキャブを弄る???????

やだね~!










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何かオリジナルと違う所はないか・・・・・と思い・・・気がついた・・・・・

イグニッションコイルに確か+、-のマークがあった様な・・・・・

このバイクはコイルが裏返しに付いているので気にも留めなかったが裏返してみると確かに逆に繋いでいる。

正常に繋ぎ直してエンジンスタート・・・・・・・・・

明らかに音が異なった!

早速温度測定・・・・・・ウソの様に4番が他と同じになっている!

こんな事ってアリなの?

2気筒を賄う様に作られたコイルなので二次側はどこもアースには落ちてないハズ。

一次側はどちらに流しても二次側に誘導するので流れに極性は無いはず・・・・・

でも+-の刻印が有るって事はダメなんでしょうね~。

でもムヤムヤ感が晴れて爽快!



ダメだしその2,

バックモーターを作動すると微調整したためかどこかに擦れる音がするようになった。











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タイヤを見ると擦れた痕が・・・・・・・・・・・










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タイヤを外してみるとブレーキラインを止める金具が当たるみたいだ。

不必要なので取る事にした。









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ブラインドリベットでチェーンケースに止められているので狭いからエアーリューターでリベットの頭を削ろうとしたら熱で取れてしまったので手間が省けた。

これて懸案事項が全て終了した!

でもね~コレからまたヘッドから異音が出るのかと思うと先が思いやられる。